
今月の特集:日本綱渡り時代の人事
ヒューマンマネージコンサルティング株式会社
人材総合コンサルタント 研修トレーナー
眞下 仁(ましも ひとし)
◇ホームページ www.hm-consul.co.jp ◇お問い合わせ info@hm-consul.co.jp
新年、あけましておめでとうございます。
皆様、お正月はどのように過ごされましたでしょうか。一年の計を元旦に考え、半期・四半期の計を期初に考え、3年・5年の計を中期経営計画で考えとマネジメントサイクルが基本のビジネスの世界では、計を考えることが頻繁ですが、それでもある区切りで次を考えると気持ちが新鮮になるなるもので、マネジメントサイクルなどと言う堅苦しい言葉でなくとも、段階毎に次を考える、そういう習慣の繰り返しはいろいろな意味で良いことなのかもしれません。
さて、昨年も社会にはさまざまな出来事があり、また、さまざまなトレンドが生じました。年末近くに政権交代があり、じわりじわりと平均株価が上昇し、円安になる傾向も見られました(「傾向」と言うには、時期尚早かもしれませんが)。しかし、それでも、日本社会には課題が山積みで、決して今の日本の景気・経済、産業、株式、為替、金利、財政、雇用等々を楽観視できる方は、先ずおられないことでしょう。私も全く同感、今も今後も、日本には不安材料ばかりです。
しかし、日本は地に落ちていない。むしろ、取り組み方次第では、日本は活力を取り戻し、私たちがあたらしい原動力を創り出し、日本を持続的な成長に軌道化することも出来なくはないとも思っています。とは言え、まだまだ、進むべき道筋が明確でない、探りながらの「綱渡り」であることは確かです。
この日本の現状、今を『日本綱渡り時代』と称したいと思います。
『日本綱渡り時代』がある程度、続くのはやむを得ないかもしれません。何せ日本には、マスコミの言葉を借りれば「失われた〇〇年」を断続的に経験してしまったのですから。バブル経済の後、リーマンショックの後・・・。
私たち、ヒューマンマネージコンサルティングでは、コンサルティング業、研修業を営む以上、この「日本綱渡り時代」の中で、企業人事、人材・能力開発はどうあるべきかを考えなくてはなりません(というか必須、当然のことですが)。
ということで、数回の特集を通じて、企業人事、人材・能力開発の一般的なトレンドを紹介しつつ、また更に今後どうあるべきかを提言して行きたいと思います。具体的には、
- 人事制度(評価、賃金・報酬)
- 企業研修
- コンピテンシー
- 組織活性化策
- 採用
などのテーマに分け、今年、順次、紹介してまいります。
特集記事一覧
( 2018/05/31 UP)
株式会社みらいびと様との業務提携を開始いたしました
株式会社みらいびと様(代表取締役 濵田将司様、取締役事業部長 福島見容様)との業務提携を開始いたしました。株式会社みらいびと様は、●「人財育成コンサルティング」 ●「各種研修・セミナー・講演会の企画・運営」、●「戦略的人事制度設計」、●「組織風土改革、各種プロジェクトの運営・サポート」、●「エグゼクティブ コーチング」、●「各種採用・人事業務代行」、●「組織サービス評価」等で活動し、実績を重ねて来た研修や組織・人材・人事の領域のプロフェッショナルです。私たち、ヒューマンマネージコンサルティング株式会社(代表取締役 眞下 仁)との業務提携により、企業各社様の各ニーズを満たすことは勿論、ビジョンや中長期の戦略・計画などの上位理念、方針と整合した充実した研修や各種のサービスをご提供申し上げます。ご興味の企業様は、法人様お問い合わせから、「みらいびと」と記入の上、ご送信ください。
( 2013/12/06 UP)
『教養で磨く「ビジネス力強化」セミナー』の『教養プロフェッショナル』を募集
歴史から「経営戦略」や「リーダーシップ」を学ぶ、古典から「対人力」を学ぶ、芸術から「マーケティング」を学ぶ。そして、自分の仕事=ビジネスや経営に活かす。これまでのケーススタディのケースの中身はビジネスの領域に限定されていましたが、それでは良い「気づき」や「発想」には至り難いものです。歴史、古典、芸術などの教養を学び、そこから気づきや発想を得て、自分の仕事に役立てるセミナー=『教養で磨く「ビジネス力強化」セミナー』の創設をします。歴史、古典、文学等々の教養プロフェッショナルを募集しており、ご希望の方は、パートナー募集・リクルートより、お問い合わせ種別に「パートナー募集について」、お問い合わせ内容に「教養(及びその分野)」と記入いただき送信ください。