「指標(“管理指標”とも称される)」とは、あるべき、ありたい姿(最終目標や到達点)に向けて、どのように近づいて行くかのプロセスを考え、進捗を測定するために設ける「物差し」のこと。例えば、健康であるためにダイエットするのであれば、健康度合いやダイエットの進み具合いを測定するための「体重」や「体脂肪」、また健康やダイエットに近づくための行動である「歩く距離」や「摂取カロリーの上限値」などは指標である。ビジネスの例では、住宅会社が受注件数を増やすための「住宅展示場への来客数」「連絡許可を得た名簿人数」「お客様への訪問・提案数」などが該当する。指標に具体的な数字を設定したものが目標であり、この指標と具体的な数字(目標)によって、成り行きではなく、自己管理して確実に前進するように、日々の進捗を測り、対策を練ることがビジネスで成果を出すために必要と言える。 ヒューマンマネージコンサルティング株式会社 代表取締役 眞下 仁(ましも ひとし)