「リーダーシップ」とは、人や組織に変化を起こし、推進すること。組織の中の関係ばかりでなく、他部署や社外の関係先様、お客様に向けても、相手に変化を起こし、推進する場合には、リーダーシップの発揮が必要である。リーダーシップの発揮には、二つの力が必要である。一つ目は、自分の考えや思いを「的確に伝える力」、もう一つは、相手の考えや思いを「的確に把握=聴く力」である。この二つの力が必要なのは、お互いの伝える、聴くの取り組みを通じて、意思の疎通を図り、向かうべき方向を明らかにすることで、同じ方向への行動が促されるからである。伝える力、聴く力ともバランスが大切で、ビジョン・方針、目標、計画などを伝える場面では、熱意高く、プラス志向で論理的に伝えることに注力し、相手から情報や考え、悩みなどを聴く場面では、相手と同じ気持ちで、相手のペースで聴くことに注力することが肝心である。状況・場面に応じて、どちらも発揮できることが望ましい。 ヒューマンマネージコンサルティング(株) 眞下(ましも)