「優先順位」とは、業務や作業、課題が複数ある場合に、どれから取り組むべきかの順番を決めること。複数(一つ以上)の業務を抱えていれば、優先順位の検討は必須である。優先順位の検討では、「①重要で緊急」、「②重要ではないけど緊急」、「③重要だけど緊急ではない」、「④重要でも緊急でもない」に区分し(優先順位のマトリクス)、①→②・③→④(②と③は状況で判断)で取り組むようにする。日々、刻々と①②③④の優先順位は変わるので、常時の見直しが必要である。なお、②は、どうしても自分の手に負えない時は、対応できる人に割り振ること、④は、その業務の意図を確認して、廃止を提案すること(意図の確認は必須)も検討するようにする。なお、③を後回しにし続けると、会社・組織の先々の衰退につながるので注意が必要である。 ヒューマンマネージコンサルティング(株) 眞下